【相続支援隊のご報告】
2011年6月 『第3回　相続支援隊』のご報告

　2011年6月17日（金）株式会社コンサルティングファーム　本社会議室にて「第3回　相続支援隊」を開催いたしました。「相続支援隊」は、「相続」に関して異業種の専門家がコラボレートしてお客さまの課題を横断的に解決することを目的とした実践型研究会です。司法書士、税理士、CFP、弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士が集まって2カ月に1度開催しています。
　今回は、「相続と不動産（特に鑑定評価）」、「不動産コンサルタントから見た相続の現場より」という2つのタイトルについて発表がありました。

　ファシリテーターである木口尚典土地家屋調査士の司会により研究会はスタート。はじめに不動産鑑定士の大関行隆氏より、今回のテーマである「相続と不動産（特に鑑定評価）」の発表をしていただきました。
　不動産鑑定が、どのようなシーンでどのような形で活用されているかについて、以下のとおり時系列（相続の前、直後、相続後）で説明されました。

• 相続開始前：　時価と相続税財産評価の差を利用した不動産購入の提案、不動産管理会社への建物売却
• 相続発生後：　鑑定評価による評価減の可能性、代償分割のための鑑定評価
• 相続後：　相続税の更正の請求

　次に不動産コンサルタントの伊藤英昭氏より、「不動産コンサルタントから見た相続の現場より」と題して以下の内容でお話をいただきました。

• 相続税物納（平成18年改正前、改正前の主な特徴、物納制度活用のポイント、物納事例）
• 平成18年物納制度改正とポイント（改正ポイント、改正後の対応）
• その他事例（いろいろな実例）

　相続に関しては経験豊富なメンバーが参加していますが、伊藤氏が直面してきた相続の現場での多種多様な事例と、その具体的な解決策についてはみなさんから驚きの声が上がりました。今回時間の関係でお話しいただけなかった事例についても次回持ち越しで引き続きお話しいただくことになります。

　次回の「相続支援隊」は、2011年8月26日（金）18:00よりコンサルティングファーム　本社会議室にて開催します。次回は、相続について課題をお持ちの方を対象としたセミナー企画について各メンバーが企画を持ち寄って発表し、企画をつめるためのキックオフミーティングになります。

　株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力してまいります。「相続支援隊」についてご質問などがございましたら、下記までお問い合わせください。

■お問い合わせ・ご参加お申し込み先：
　　株式会社コンサルティングファーム
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　　Eメール：info@cyber-mentor.org