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【異業種中小事務所研究会のご報告】
2009年6月 『第5回 異業種中小事務所研究会』のご報告

 2009年6月12日(金)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて「第5回 異業種中小事務所研究会」を開催いたしました。当研究会は司法書士、行政書士、税理士、公認会計士、社会保険労務士の中小事務所経営者の方がメンバーです。「事務所経営をするためのノウハウを共有する」「異業種の専門家がお互いの仕事を理解し、コラボレーションの可能性を探る」を目的としています。


研究会

 今回の発表者は社会保険労務士法人 C・プレイス 社会保険労務士の渡邊敦子氏です。最初に社会保険労務士法による1号、2号、3号業務の大まかな内容と、社会保険労務士法人 C・プレイスの特長について説明していただきました。
 続いて、他士業との連携については、以下の4つのシーンがあると発表されました。

  • クライアントの給与計算を税理士が担当している場合は、社会保険料の算定基準が変わった時にお知らせする
  • 税理士のクライアントから社労士ニーズがあったときに紹介してもらう
  • C・プレイスのクライアントから税理士ニーズがあったときに紹介する
  • 会社設立の際に従業員の雇用がある場合は、司法書士から助成金の活用関連で紹介される

 他にはどのようなシーンで社会保険労務士の関与は有効であるか、との視点で話が進みました。ひとつあげられたのは、従業員を初めて雇用する時です。後の労使トラブルなどを防ぐためにも、社会保険労務士のアドバイスを受けながら就業規則を作り、雇用契約を書面できちんと交わすことは、経営者にとって非常にメリットがある、ということでした。

 上記の延長線として、他士業が社会保険労務士をクライアントに紹介する際に、「どのようなシーン」で「どのようなメリットを経営者に与えられるか」を渡邊氏に書面で作成してもらい、それをメンバーで検証するということになりました。

 次回は税理士法人タックス・アイズ 公認会計士、税理士の五十嵐明彦氏に発表いただきます。
 ご参加のみなさま、まことにありがとうございました。

 次回は2009年9月1日(火)18:30より弊社会議室にて開催いたします。


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