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【社外人事部長研究会のご報告】
2010年10月 『第20回 人事部長研究会』のご報告

 2010年10月4日(月)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて「第20回 人事部長研究会」を開催いたしました。「人事部長研究会」は「企業が人事部長機能をアウトソーシングできる商品の開発」と「人事部長機能のアウトソーシングというカテゴリーの普及」の2つを目的として2007年5月に立ち上げられた研究会で、2カ月に1度開催しています。
 今回は、企業2社との連携について調査や提案の報告と今後の取り組み、労務分野の専門出版社が始められたウェブサイトへの提案について討議を行いました。


研究会

 研究会は、前回に続き、ファシリテーター 古澤和哉氏の司会により始まりました。
 最初に、適性検査B社の担当 武田倫明氏から、B社にヒアリングした内容の報告がありました。B社も連携に関してはメリットを感じているそうです。また、B社は顧客から人事・労務に関する相談があることもわかり、その対応策を研究会が支援することは信頼関係の構築に役立つ可能性もあります。9月にセミナーメニューの提案を行いましたが、次回までに、古澤氏、武田氏、藤本雅久氏が対象(新規顧客、既存顧客の経営者や人事担当者)と形式(セミナーや勉強会)を検討して、より具体的に、再度提案することとなりました。

 障害者の人材紹介会社A社を担当する丹下正一氏からは、A社の活動状況報告と連携について提案がありました。A社の紹介による障害者の就職先企業を対象として、「職場定着支援」サービスを研究会が提供することで、A社が同業他社との差別化を図れるのではないか、という提案です。これを受けて、メンバーが実際に提供できる「職場定着支援」サービスを10月中に出し合い、丹下氏がまとめてA社と検討することになりました。丹下氏はA社の紹介で、障害者雇用に関する集まりにも参加。様子や研究会が関われる可能性について報告してくださいました。

 次回はA社、B社への提案結果を担当者から報告していただきます。

 続いて、今回も人事・労務分野の専門出版社C社の方が加わり、ウェブサイトを通した連携について意見交換を行いました。C社の方によると、担当の古澤氏が提案した、ウェブコンテンツによる連携の可能性は高いものの、C社がウェブサイトによって、情報などを提供する対象やコンテンツの意義を定めることが難しい状況とのことです。対象やコンテンツについて意見や提案を行いました。C社のウェブサイトを通して研究会が提供するコンテンツを活用できるモバイルツール構想も出ました。ひとつの可能性として、次回までに小宮山敏恵氏に概要を提案していただきます。
 研究会では、今後もC社に採用していただけるようなアイデアやコンテンツを検討し、提案を続けます。今後は提案の採用時に早く対応することも考慮して、進めてまいります。

 お忙しいなか、ご参加くださいましたメンバーのみなさま、誠にありがとうございました。次回は2010年11月25日(木)17:15よりコンサルティングファーム 本社会議室にて開催いたします。


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