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【社外人事部長研究会のご報告】
2010年6月 『第18回 人事部長研究会』のご報告

 2010年6月4日(金)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて「第18回 人事部長研究会」を開催いたしました。「人事部長研究会」は「企業が人事部長機能をアウトソーシングできる商品の開発」と「人事部長機能のアウトソーシングというカテゴリーの普及」の2つを目的として2007年5月に立ち上げられた研究会で、2カ月に1度開催しています。
 今回は、企業と連携して行うセミナーのメニューと、「人事管理診断シート」の活用方法について討議をしました。


研究会

 研究会は、弊社代表の山口毅がリードをして始まりました。
 最初に企業と連携するためのセミナー企画について話し合いました。前回、研究会、企業の双方に連携することはメリットがある、と確認された2つの企業に対する企画です。まずは、セミナーテーマやメニューを各メンバーから提案、発表しました。テーマは新規客、既存客の対象別に工夫がされているか、特に新規客を対象とした場合は、商品を理解していただき、購買意欲を高める効果があるテーマかなどをポイントに、提案されたセミナーメニューの適正さを検討しました。
 今後は、各社の担当者をメンバーのなかから決め、進めることになりました。能力診断事業をされている会社の担当は武田倫明氏、障害者専門の人材紹介会社の担当は丹下正一氏です。必要であれば、会社の商品調査やヒアリング、また、メンバー間の意見交換をメールで行い、研究会からのセミナー企画の提案を次回までにまとめていただきます。

 続いて、セミナー開催などで中小企業との出会いを得たのち、さらにお客さまとして接点を深めるアプローチ方法について話し合いました。具体的には、個別相談会や人事管理業務の代行サービスをご案内するという提案が出されました。引き続き、次回の討議テーマとします。

 次の議題は研究会で作成した「人事管理診断シート」の活用についてです。今回は人事・労務関連の月刊誌や書籍を出されている出版会社の方にご参加いただき、意見交換をすることができました。自己紹介のあと、メンバーから「人事管理診断シート」を研究会にて作成した意図や経緯を説明しました。概要をご理解いただいたところで、さらに質問や活用方法について自由に意見交換を行いました。
 今回お越しいただいた出版会社の主な顧客(定期購読者など)は中規模以上の企業と社会保険労務士とのことですが、顧客層を中小企業へ広げることも模索されているそうです。研究会では、独立した人事部組織を持たない中小企業を対象として、労務コンプライアンスを整備するきっかけとなるように「人事管理診断シート」を考案しました。
 討議では、中小企業へのアピールと接点を作るという観点から、方法は書籍の出版にかぎらないのではないか、WEBの活用はできないかといった意見も出ました。例えば、出版会社のホームページに中小企業が興味を持つ項目を作り、研究会メンバーの持つノウハウや「人事管理診断シート」の抜粋版による自主チェックページを用意するなどの方法です。

 他にも多様な意見が出ましたので、実現性なども考慮して、意見を整理することになりました。この件は古澤和哉氏が担当され、出版会社の方と調整することになりました。次回も出版会社の方にお越しいただき、討議をすすめる予定です。

 お忙しいなか、ご参加くださいましたメンバーのみなさま、誠にありがとうございました。
 次回は2010年7月28日(水)17:00よりコンサルティングファーム 本社会議室にて開催いたします。


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