HOME » 研究会 » 社外人事部長研究会 » 2010年社外人事部長研究会のご報告


【社外人事部長研究会のご報告】
2010年1月 『第16回 人事部長研究会』のご報告

 2010年1月27日(水)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて「第16回 人事部長研究会」を開催いたしました。「人事部長研究会」は「企業が人事部長機能をアウトソーシングできる商品の開発」と「人事部長機能のアウトソーシングというカテゴリーの普及」の2つを目的として2007年5月に立ち上げられた研究会で、2カ月に1度開催しています。
 今回は「人事管理診断シート」の完成と活用についての討議と、「顧客管理」に必要な財務知識についてレクチャーがありました。


研究会

 会はファシリテーターである八木裕之氏の進行で始まりました。
 最初に「人事管理診断シート」のフォームについて討議がありました。各分野のシートへ、質問と回答欄のほかに「回答に当たっての注意」「根拠法令、関連法等」「診断後の対応(業務提案)」の欄を設けてフォームの統一をします。お客さまに質問の意図を理解していただき、併せて診断する側が説明をするうえで必要な情報を記載していくことになりました。

 続いて「人事管理診断シート」の活用方法へ討議が進みました。「労務監査」に何らかの関心を持つ、または必要性を感じている中小企業経営者と出会う場を、どのようにつくっていくかについて話し合いました。生損保会社や人材紹介会社、金融機関などと連携をするという提案が出されましたが、お客さまはもちろん、連携していただく企業のメリットを明らかにする必要もあります。次回までに、いくつかの企業へヒアリングを行うことになりました。
 連携する企業へのメリットとして、当研究会が解決支援のできる人事・労務の課題を、無料セミナーのメニューに置き換えてご提案してはどうか、という意見が出されました。経営者が人事・労務の見直しを考えるタイミングなどを考慮しながら、メンバーからセミナーメニューを出すことになりました。次回はメニューや提案方法について討議し、連携先の開拓と併せて開催を目指します。

 連携する企業へのメリットとして、当研究会が解決支援のできる人事・労務の課題を、無料セミナーのメニューに置き換えてご提案してはどうか、という意見が出されました。経営者が人事・労務の見直しを考えるタイミングなどを考慮しながら、メンバーからセミナーメニューを出すことになりました。次回はメニューや提案方法について討議し、連携先の開拓と併せて開催を目指します。

 次に渡辺政之氏より、「顧客管理」に必要な財務関連知識のレクチャーをしていただきました。渡辺氏は会社の特徴、経営の課題などを明らかにできる財務諸表の見方をわかりやすく解説してくださいました。特に見るべきことは数字の推移や変化。人事・労務でいえば、「人」に関わる経費と売上げや利益の変化のなかに、提案の糸口を発見できるそうです。顧客の財務を検証して労働生産性の向上や、人的な付加価値を創造する仕組み作りの提案をすることができる社会保険労務士は、企業にとって重要な存在であると、あらためて理解できたお話でした。

 お忙しいなか、ご参加くださいましたメンバーのみなさま、誠にありがとうございました。次回は2010年3月30日(火)17:00よりコンサルティングファーム 本社会議室にて開催いたします。


 株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力してまいります。「人事部長研究会」についてご質問などがございましたら、下記までお問い合わせください。

■お問い合わせ・ご参加お申し込み先:
  株式会社コンサルティングファーム
  TEL: 03-5212-7272  FAX: 03-5212-6090
  Eメール:info@cyber-mentor.org