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【社外人事部長研究会のご報告】
2007年9月 『第3回 人事部長研究会』のご報告

 2007年9月27日(木)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて「第3回 人事部長研究会」を開催いたしました。「人事部長研究会」は、「企業が人事部長機能をアウトソーシングできる商品の開発」と「人事部長機能のアウトソーシングという新しいカテゴリーの普及」の2つを目的として今年5月に立ち上げられた研究会で、2カ月に1度、開催しています。
 今回のテーマは「社員教育・能力開発」。社会保険労務士を中心とした研究会メンバーの方々が、どのようにクライアント企業の人材の育成や開発に関わっていけるのかを議論しました。


研究会

 弊社代表の山口毅が簡単にご挨拶をさせていただいた後、今回のファシリテーターである古澤和哉氏の歯切れよい司会により、研究会がスタート。最初に、本研究会の今後の進行方針に関して、忌憚ない議論が交わされました。
 続いて、各参加者から提出された採用(前回テーマ)のレポートについて、簡単な発表と意見交換が行われ、商品化に向けての方向性が固まりました。
 休憩を挟んで、小宮山敏恵氏と渡辺政之氏より、「社員教育・能力開発」についてまとめたレポートを発表していただきました。小宮山氏は、ご自身が携わられた具体的な事例を交えながら、「人事採用後の社員教育・能力開発・リテンション・ストラテジー」と題して、詳細にご解説。渡辺氏は、研修に焦点を絞り、中小企業が必要としている研修の形態について、順を追って説明してくださいました。
 各発表のあとで、活発な議論がなされ、研究会は盛況のうちに終了。研究会後には、会場を移して、お食事をしながらの懇親会が開催されました。参加者のみなさんは、和気あいあいとしたムードで交流を深めていらっしゃいました。ファシリテーター、発表者、そして参加者のみなさん、ありがとうございました。

 今回、研究会メンバーからいただいたご感想の一部をご紹介いたします。

  • 人材育成は、経営コンサルティングそのものとあらためて感じました。企業全体の方向性を変えることができるのは、人材育成(人に対してコストをかけること)だと思います。一方で、企業側にその認識があまりないのが現状で、これを明確に伝えることができるような、商品化をぜひやっていきたいものです。
  • 現在、売り手市場が加速する中、人材の流出を防ぐ意味でも人材育成の重要性がますます高まっているように感じました。また、非正社員(パートタイマー等)が会社の戦力となりつつある昨今、正社員のみならず、非正社員も教育・研修の対象とする必要性があるように思いました。
  • 今回で3回開催しましたので、みなさんの本当の個性が出てくるのは次回からでしょう。楽しみです。
研究会

 次回の「人事部長研究会」は、11月26日(月)17:00より、コンサルティングファーム本社会議室にて開催します。次回は、「中小企業における人事評価・給与の実態」をテーマとして採り上げます。


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