HOME » 研究会 » 社外人事部長研究会 » 2011年社外人事部長研究会のご報告


【社外人事部長研究会のご報告】
2011年1月 『第22回 人事部長研究会』のご報告

 2011年1月24日(月)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて「第22回 人事部長研究会」を開催いたしました。「人事部長研究会」は「企業が人事部長機能をアウトソーシングできる商品の開発」と「人事部長機能のアウトソーシングというカテゴリーの普及」の2つを目的として2007年5月に立ち上げられた研究会で、2カ月に1度開催しています。
 今回も前回に続き、企業2社との連携について、及び労務分野の専門出版社とウェブサイトの活用について、討議を行いました。


研究会

 研究会は、ファシリテーター 赤森伸子氏の司会により始まりました。
 前回、企業へ障害者雇用の提案をするのであれば、研究会メンバーは障害者が企業で働いている現場の実態をもう少し知っておくべきではないか、との意見がありました。障害者の人材紹介会社A社を担当する丹下正一氏が、A社に相談したところ、A社には企業から委託をされる業務を活用した職業訓練所があり、見学をさせていただけるとのことです。2月にメンバーが見学へ伺うことになりました。見学にあたり、目的や意義の再確認を行い、今後、当研究会はどのようにA社との連携を行うのか、どのような商品をつくるのかを、あらためて討議しました。障害者雇用率を上げる必要のある企業に対して、障害者が担当できる業務の分析から雇用、労務管理、職場環境、定着のフォローまでを行うパッケージ商品をつくるという構想も出されました。A社へヒアリングも再度行い、次回は方針を固めていく予定です。

 続いて、人事・労務分野の専門出版社C社の方と、ウェブのコンテンツや活用について意見交換を行いました。C社の方からC社のホームページ上に人事労務に関する電子小冊子を載せてはどうか、とのご提案がありました。研究会のメンバーで冊子を執筆しウェブに掲載、冊子をダウンロードした人が当研究会のセミナーや個別相談対応のご案内を見られるスペースを、C社のホームページ上につくるというお話です。メンバーからは冊子ではなく、情報提供と人事・労務に関する課題の問いかけを含むニュースレターにしてはどうかという意見が出ました。各回のニュースレターは、昨年に当研究会で作成した「人事管理診断シート」の項目に沿わせたテーマで作成、執筆は項目を担当したメンバーが順番に行います。ニュースレターを読むことで、自社の人事・労務上の課題に気付き、ひいては研究会の提案する「労務監査」に興味を持っていただけるような構成にします。ニュースレターのフォーム作りから、「労務監査」の商品化までを用意する必要はあります。次回、C社のWEBご担当者にどのような形でC社のホームページに掲載できるのかなどを説明していただき、実現性を討議します。

 最後に、損害保険会社D社の担当である古澤和哉氏からご報告がありました。前回の意見交換後、古澤氏から連携に関する具体的な打ち合わせの申し入れをしましたが、D社のご担当者がご多忙でかないませんでした。連携には前向きとのことで、今後、当研究会ではD社の代理店制度による特徴を理解して、研究会が行うことの可能なサービスを検討し、提案していきます。

 お忙しいなか、ご参加くださいましたメンバーのみなさま、誠にありがとうございました。
 次回は2011年2月21日(月)、障害者の職場見学会を行った後、16:00よりコンサルティングファーム 本社会議室にて討議を始める予定です。


 株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力してまいります。「人事部長研究会」についてご質問などがございましたら。下記までお問い合わせください。

■お問い合わせ・ご参加お申し込み先:
  株式会社コンサルティングファーム
  TEL: 03-5212-7272  FAX: 03-5212-6090
  Eメール:info@cyber-mentor.org