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【社外人事部長研究会のご報告】
2008年12月 『第10回 人事部長研究会』のご報告

 2008年12月10日(水)、株式会社コンサルティングファーム 本社会議室にて「第10回 人事部長研究会」を開催いたしました。「人事部長研究会」は「企業が人事部長機能をアウトソーシングできる商品の開発」と「人事部長機能のアウトソーシングというカテゴリーの普及」の2つを目的として昨年5月に立ち上げられた研究会で、2カ月に1度開催しています。
 前回に引き続き、「労務監査、組織診断」「書籍の出版」について討議いたしました。


研究会

 ファシリテーターである古澤和哉氏の司会により、前回までの討議内容の確認と今後の方針を再確認して会はスタートしました。まずは、八木裕之氏が「労務監査」の事例報告と今後の展開、目的、監査項目(コンテンツ)、プロジェクトの進め方などをお話しされました。その後質疑応答にはじまり、対象や内容について議論がなされました。メンバーからは「労務監査」の目的は企業によりさまざまな面がありますが、本来は社員のモチベーションを上げて生産性の向上につなげることであり、そこに商品化の意味があるということが話し合われました。

 続いて、メンバーが自分なりの「労務監査」や診断の考え方、手法について発表をしました。ここでも商品化や宣伝方法など、多岐にわたり意見が出されました。
 特に商品化については、ターゲットを絞り、コンテンツを整備し、対応のパターンを構築するには時間がかかりすぎるため、まずは「労務監査」の入り口として企業が自社の現状を自らでチェックできるようなコンテンツとチェック項目を作成してはどうか、という提案がありました。次回はメンバーが企業へのヒアリングやチェックをする時の項目を出し合うことになりました。

 最後に、古澤和哉氏より「書籍の出版」についてお話をいただきました。
 今回は、「文書による社内アナウンスの実際」と題した新しい提案をくださいました。ビジネス文書の文例集は多く出版されていますが、みな同じようなシーンを想定したものが多いようです。実際には会社のさまざまなシーンにおいて日々出される、または出すべき社内文書があります。今回の企画は、社会保険労務士が顧客からの要望や業務の必要によりそのような文書を作成しストックを持っていることに注目したものです。メンバーからも賛同を得て、この企画をすすめることになりました。

 師走のお忙しいなか、ご参加くださいましたメンバーのみなさまには厚くお礼申し上げます。次回は2009年2月24日(火)17:00よりコンサルティングファーム 本社会議室にて開催致します。


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