【社外人事部長研究会のご報告】
2008年1月 『第5回　人事部長研究会』のご報告

　2008年1月29日（火）、株式会社コンサルティングファーム　本社会議室にて「第5回　人事部長研究会」を開催いたしました。「人事部長研究会」は、「企業が人事部長機能をアウトソーシングできる商品の開発」と「人事部長機能のアウトソーシングという新しいカテゴリーの普及」の2つを目的として昨年5月に立ち上げられた研究会で、2カ月に1度、開催しています。
　今回は企業でご活躍されている人事部長2名を講師としてお迎えし、実際に企業で行われている採用・教育・評価などについて、人事部長の役割をご説明いただき、「人事部長が外部の専門家に求めること・必要としているサービス」について、ご意見をうかがいました。

　弊社代表の山口毅が簡単にご挨拶をさせていただいた後、ファシリテーターである小宮山敏恵氏の司会により、研究会がスタートしました。今回の講師は、スターツ出版株式会社　執行役員・総務人事部長の金子弘氏と株式会社クリーク・アンド・リバー社　管理グループ　人事・総務部長の西尾太氏のおふたり。金子氏はOJT（実地訓練）を中心とした人材育成のご紹介やイベントを通した社内コミュニケーションの活性化策など、社員の自主性を重んじたユニークな取り組みをご紹介くださいました。西尾氏はご自身が取り組まれてきた人事制度改革をもとに、人事部門が会社で果たすべき役割、さらには、会社組織の理想的姿について発表してくださいました。
　2社とも、「社員に長く働いて欲しい」という考えのもと、社員が楽しんで仕事ができるように、人事部がさまざまな工夫をされていることがわかりました。

　最後に、企業が求める社外人事部長サービスについて、講師のおふたりにご意見をうかがいました。企業は、相談窓口が1つであるワンストップサービスを求めていることを再確認するとともに、ニーズをしっかりとらえ、必要な情報を迅速に提供できる専門家が求められていることがわかりました。率直な意見を交わすことができ、非常に有意義な研究会となりました。

　研究会後は、会場を移して、お食事をしながらの懇親会が開催されました。講師のおふたりを囲んで、日ごろの課題や現在取り組んでいることなど活発な意見が交わされていました。

　次回の「人事部長研究会」は、2008年3月25日（火）17:00より、コンサルティングファーム本社会議室にて開催します。

　株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力してまいります。「人事部長研究会」についてご質問などがございましたら、下記までお問い合わせください。

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