【メンタージャム東京のご報告】
2015年1月 「マイナンバー制度による企業への影響と実務対応」～講師　福島　紀夫 氏

　1月21日(水)、東京・麹町会館にて2015年最初の「メンタージャム東京」を開催いたしました。今回は、メンター会員で特定社会保険労務士の福島 紀夫氏（社会保険労務士法人 相事務所 所長）を講師にお迎えし～いよいよ利用開始まで１年を切りました！～「マイナンバー制度による企業への影響と実務対応」と題してご講演いただきました。

　講演前に弊社代表山口毅（左）と福島紀夫氏(右)とのツーショットを撮らせていただきました。

　講演会は定刻18:30より山口毅の挨拶と講師紹介でスタート。続いて講師の福島氏にご登壇いただきました。
　講演は講師の自己紹介で始まり「制度の導入趣旨、仕組み」「制度導入のメリット、ロードマップ」「基本となる用語解説」「利用範囲と安全」「人事総務業務への影響」「関係者がしなければならないこと」そして最後に「よくある質問」の解説という流れで「マイナンバー制度による企業への影響と実務対応」についてお話しいただきました。

　「マイナンバー制度」とは「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」（いわゆる「マイナンバー法」）に基づき「個人番号」｢法人番号」によって、本人確認を容易にし行政手続の効率化を図ることが目的。この個人番号が「マイナンバー」と呼ばれるとのこと。この個人番号の利用範囲は「社会保障」「税制」「災害対策」に限定されていて、それ以外の目的で使用することは禁止されているということです。
　企業においては「入社時にマイナンバーの取得と本人確認」「社会保険・税金などの手続に番号対応が必要」「取得したマイナンバーの管理」「不要となったマイナンバー情報の破棄」などがあらたな業務として発生するとのこと。業務手順も含めて早めに見直しを行っておかないと法令違反となる可能性があるそうです。
　まだまだ詳細が明らかになっていない点もあるようですが早めに対応策を講じておく必要があることだけは間違いないということでした。

　第2部交流会は、同じく麹町会館にて、福島氏によるご挨拶と乾杯でスタート。交流会では講師に講演内容について質問される方も多く、このテーマに対する関心の高さがうかがえました。また今回は今年最初のメンタージャム東京ということで、新年の挨拶もあちこちで交わされていました。
　お忙しいなか参加いただきましたみなさま、講師の福島さま、ありがとうございました。

2月メンタージャム東京は「人が辞めない組織づくりの処方箋」

　2月「メンタージャム東京」は、メンター会員で社会保険労務士の藤本雅久氏を講師にお迎えし～突然、ブラックと呼ばれないために～「人が辞めない組織づくりの処方箋」と題して開催いたします。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

2015年2月18日(水)開催「メンタージャム東京」のご案内
～突然、ブラックと呼ばれないために～ 「人が辞めない組織づくりの処方箋」

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