【メンタージャム大阪のお知らせ】
2008年9月　～不祥事から見えてくる日本企業の課題～
『相次ぐ食品偽装問題に学ぶ組織マネジメント』

　2008年9月のメンタージャム大阪は、メンター会員で甲南大学　EBA高等教育研究所　教授の西川耕平氏を講師にお迎えして、「～不祥事から見えてくる日本企業の課題～『相次ぐ食品偽装問題に学ぶ組織マネジメント』」と題して行います。

　日本では、食品偽装問題が後を絶ちません。そのほとんどは、内部告発により私たちの知るところとなっています。不正をただそうとする従業員の声は、なぜ経営者に届かないのでしょうか？

　経営者や関係者の謝罪会見をご覧になり、「こんな形で世間に出てしまう前に、自ら進んで公表できないのだろうか。その方がダメージも少なくて済むのに……」と思われる方も多いことでしょう。しかし、当事者にとって、その決断はなかなか難しいようです。

　これほどまでに食品偽装が多発するのには、日本や日本人に固有の理由があるのではないか――その理由を明らかにすることができれば、不祥事を起こさない組織を作ることが可能なはずです。

　西川氏は、近年アメリカのビジネスリサーチやコンサルティングで続く「ポジティブムーブメント」を研究し、組織をポジティブに変革する日本的な手法を探求している研究者です。
　今回は、偽装問題の根本にある人と組織の問題を、組織開発（Organization Development）におけるポジティブ視点からお話しいただきます。聞き慣れないカタカナですが、人の普遍な一面です。持続的繁栄や成熟を願う人は、「ウソ」を付いて乗り切りたい状況でも、将来をつぶす簡単なことより、つらいけれど「真正」なことに投資をするはずですから。松下幸之助氏曰く、「経営の本質は素直である」というように――。

　みなさまからのお申し込みを心よりお待ちしております。

【開催概要】

※会場の都合上、出欠のご連絡は、8月29日（金）までにお願いいたします。
※お申し込みの際、「講演会」「交流会」それぞれのご出欠について必ずご連絡くださいますよう、お願いいたします。