【メンタージャム大阪のご報告】
2006年9月『関西支局開設5周年記念特別編』

　9月5日（火）、大阪「レストランミッテ」にて『メンタージャム大阪　関西支局開設5周年記念』を開催いたしました。みなさまのおかげをもちまして、株式会社コンサルティングファーム関西支局は、本年9月で開局5周年を迎えることができました。その感謝の気持ちをこめて、今回はスペシャルゲストとして、日本で最初の国際コーチ連盟マスター認定コーチであり、日本におけるコーチングの第一人者である、伊藤守氏（株式会社コーチ・トゥエンティワン　代表取締役社長）を講師にお迎えし、『「コーチングマネジメント」～今、コーチング抜きにビジネスは語れない～』と題して、ご講演いただきました。

■伊藤　守 氏のご講演より

伊藤　守 氏

　「コーチング」という言葉自体は、ビジネスシーンにおいて最近よく聞く機会がありますが、正確な意味や目的については知らない人が多かったのではないでしょうか。大企業のCEOも「コーチング」を受けている今、その影響力は大きく、知らないでは済まされないかもしれません。
　今回のご講演では、まず「コーチング」の定義について解説がなされました。続いて、対クライアント、対部下に対するマネージメントスキルとしてのコーチングの利用方法についてご説明いただきました。

　さらに、「コーチング」の原則を表す3つのキーワード「双方向」「現在進行形」「テーラーメード」を交え、盛りだくさんの実例を挙げながら解説されました。実例のひとつとして、クライアント先には事業計画を指導するのに、こと自分の事務所経営になるとその力を発揮できない税理士のお話がありました。同じ士業・専門家として、会場のみなさまも大きく頷いていらっしゃいました。
　クライアントとコンセンサスを得るにはどうしたらいいか、部下にやる気を起こさせる指示出し方法など、クライアント先でのコミュニケーションの取り方や事務所経営にも活かせるヒントが数多くあったのではないでしょうか。
　質疑応答では「コーチングとカウンセリングの違いは？」というご質問が寄せられ、その違いについて、「未来」「過去」というキーワードでご説明いただきました。
　50名近い参加者の方々からは、「伊藤さんの講演はさすがの内容でした」「人材マネジメントにかかわるヒントをいただけた」との声が寄せられました。
　伊藤さま、ご多忙のなかご講演いただき、誠にありがとうございました！

　第2部交流会は、講師の伊藤氏による乾杯のご発声で始まりました。今回のメンタージャムでは、甲南大学教授の西川耕平氏より、メッセージを頂戴しました。

　「大阪の宴会部長」、弁護士の永井一弘氏より締めのご挨拶、続いて「恒例の大阪締め」を税理士の徳野文朗氏に行っていただきました。
　「関西支局開設5周年記念」にふさわしく、会は大いに盛り上がりました。
ご参加いただいたみなさま、お忙しいなかお集まりいただき、誠にありがとうございました。

永井　一弘 氏

徳野　文朗 氏

　次回10月17日（火）開催の「メンタージャム大阪」は、メンター会員で経営コンサルタント上地裕之氏（FMBコンサルタンツ株式会社　代表取締役）を講師にお迎えいたします。新しい法律の「中小企業新事業活動促進法」では、中小企業を支援するさまざまな制度が用意されていますが、特に資金繰りや資金調達を支援する制度は、利用価値が高いものとなっています。この制度のスペシャリストである上地氏に制度のポイントと効果的な活用方法を解説していただきます。是非、顧問先の中小企業の経営支援にお役立てください。詳細は下記タイトルをクリックして、ご参照ください。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

10月開催「メンタージャム大阪」のご案内
『中小企業新事業活動促進法の活用解説』
～中小企業の資金繰りと資金調達に効果絶大！～

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