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【メンター事務所訪問記】
森 智之 氏 (税理士/東京)

■税・資金繰りなどを中心としたリスク対策のお手伝い

 メンター会員の税理士、森智之氏(森会計事務所)のオフィスにうかがってきました。

森 智之 氏
智之氏(東京都渋谷区のオフィスにて)

 森さんは、今年4月に開業されたのですが、実務経験はすでに10年を超えており、「ご自身の業務について、しっかりとした『型』をお持ちになっているな」と感じました。

 まずは、サービス提供の仕方。「所得税・住民税・法人税・そして将来の承継」に関する情報をもとに現状分析を行い、方向性を出すための判断材料をクライアントに提供されているそうです。事後処理型の税理士ではなく、現在のポートフォリオの適否と将来の方向性を導き出すための情報を提供してくれるのですから、クライアントにとっては、嬉しい存在ですよね。

 そして、税理士の役割について、以下のようにおっしゃっていました。

 「今までのクライアントは、(手続きが)面倒だから専門家に依頼をしていた。これからは、(専門家が)はっきりとした価値を示す必要があると思います。『成功するための法則』を伝えることは難しいですが、どのようなことをすれば失敗するか、という法則は伝えられる。『税や資金繰りなどを中心としたリスク対策』のお手伝いが、自分の役割だと考えています」。

 医療法人・公益法人・宗教法人などの税務を得意とされていることが森さんの業務の特徴ですが、渋谷という土地柄、ベンチャー企業の顧問も数多く手がけられているようです。
 今後ますますのご活躍を期待しております。

(2007年12月10日)

【プロフィール】 森 智之 氏   ホームページ
税理士。1995年3月、早稲田大学商学部卒業。その後、公認会計士事務所、税理士事務所に勤務する。店頭公開企業や医療法人・財団法人等の会計税務を主に担当し、中小企業に対して資金繰りアドバイスも積極的に行う。2007年4月東京都渋谷に森会計事務所を開業。クライアントが10年先も順調に事業を営んでいけるようにサポートするため、日々奮闘中。

※本データはこの記事が掲載された当時のものです