【異業種中小事務所研究会のご報告】
2009年11月 『第7回　異業種中小事務所研究会』のご報告

　2009年11月2日（月）、税理士法人タックスアイズの会議室をお借りして「第7回　異業種中小事務所研究会」を開催いたしました。当研究会は司法書士、行政書士、税理士、公認会計士、社会保険労務士の中小事務所経営者の方がメンバーです。「事務所経営をするためのノウハウを共有する」「異業種の専門家がお互いの仕事を理解し、コラボレーションの可能性を探る」を目的としています。

　最初は、社会保険労務士法人　C・プレイス　社会保険労務士の渡邊敦子氏の発表でした。渡邊氏は企業の設立から従業員が50人を超えるまでの間で、社会保険労務士が関与する効果的なタイミングについて、法的な面とトラブル防止の両面から解説くださいました。
　また、労働基準監督署の調査に関してや、労務のコンサルティング、アウトソーシングなど、企業との密接な関係が理解できる発表でした。就業規則の見直しポイントや助成金の説明にメンバーから質問も出され、少人数の企業や事務所にも必要な情報であることを実感しました。

　続いて司法書士法人つばさ総合事務所　司法書士の遊佐洋助氏に発表いただきました。
　司法書士の業務のなかでも、ご自身の事務所が主に行っているもの、まだ案件が少なめのもの、その特徴や理由などをお話しになりました。また、所員の構成、業務の遂行方針、顧客の種類、他士業との連携など事務所の特徴についてご説明いただきました。昨年作成された事務所のパンフレットや支店展開のお話からも、事務所が高い目標に向かっていることがわかりました。

　今回でメンバーによる業務についての発表は完了しました。これから、メンバーが当研究会の活動方向について提案を行い、討議したうえで今後の活動内容を決めていくことになりました。

　今回は税理士法人タックスアイズ　五十嵐明彦氏のご協力で研究会、交流会ともに新鮮な気分で開催することができました。
　ご参加のみなさま、まことにありがとうございました。

　次回は、2010年の1月以降に開催の予定です。

　株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力してまいります。「異業種中小事務所研究会」についてご質問などがございましたら、下記までお問い合わせください。

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