【異業種中小事務所研究会のご報告】
2008年11月 『第2回　異業種中小事務所研究会』のご報告

　2008年11月11日（火）、株式会社コンサルティングファーム　本社会議室にて「第2回　異業種中小事務所研究会」を開催いたしました。当研究会は司法書士、行政書士、税理士、公認会計士、社会保険労務士の中小事務所経営者の方がメンバーです。「事務所経営をするためのノウハウを共有する」「異業種の専門家がお互いの仕事を理解し、コラボレーションの可能性を探る」を目的としています。

　今回は、司法書士の小田桐史治氏から3つのテーマ、「司法書士の業務範囲」「司法書士の日常業務の流れ」「これからの司法書士事務所・業界について」をお話しいただきました。

　お話の間にも、参加メンバーからさまざまな質問や意見が出されました。
　たとえば、税理士は創業の相談があると、事業計画を聞きながらざっくりとした税額シミュレーションを作ります。その内容をお客さまへ、法人にするのか、個人事業で行うのかを判断する材料として提供するそうですが、簡易なものは司法書士からもアドバイスできるのではないか、といった意見が出されました。
　また、行政書士の方からは、「許認可について相談がある際、会社の目的のなかにしかるべき事項が入っていないために目的変更をすることがたまにある。お客さまが理解されていない事項もあるので、司法書士の方が許認可を含めたヒアリングを行い、目的に反映して欲しい」との要望が出されました。

　お客さまの課題に対し、それぞれの専門家がどのようなサービスを提供しているのかを知ることによって、次の点が確認されました。
　　（1）　最初に窓口となった人が付加価値を提供できる 　　（2）　（1）によって仲間の仕事もお互いに創ることができる

　このような視点で、次回以降もお互いの仕事について理解を深めていくことになりました。
　ご参加のみなさま、まことにありがとうございました。

　次回は2009年2月3日（火）18:30より弊社会議室にて開催いたします。

　株式会社コンサルティングファームは、メンター会員のみなさまの経営支援に尽力してまいります。「異業種中小事務所研究会」についてご質問などがございましたら、下記までお問い合わせください。

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