いのちを吹き込む
アニミ。エスペラント語で「いのちを吹き込む」という意味を持つ言葉だそうです。
先日、二葉建設株式会社の村奈穂樹専務取締役からご紹介いただいて、福祉教育事業をされているNPO法人アニミの服部一弘代表とお会いしました。服部代表からお聞きした逸話をご紹介します。
あるアメリカの教会でのこと。その教会は段差のある坂を上った先にあり、日曜日の礼拝に車椅子で通ってくるおばあさんがいたそうです。彼女の様子を見ていた人たちが、車椅子でそのまま上れるようにと階段の横にスロープをつけたところ、そのスロープを見たおばあさんは大変がっかりしたというのですが、その理由とは?
実はそのおばあさん、教会に行くたびに牧師さんが親切に手を差し伸べて、抱きかかえてくれるを楽しみにしていたのだそうです。
服部さんはバリアフリー化の推進と重要性を訴えている方ですが、一方で、押し付けではなく、受け入れる相手の気持ちもきちんと聞くことが大切だと、この話を例に出して説明してくださいました。
一般的に、人は相手をその属性ごとに「標準化」して見がちです。予見なく「相手が求めていることは何なのか」を聞く姿勢の重要性を改めて感じました。
ちなみに、NPO法人アニミでは従来からの障害者教育にあわせて、障害者の紹介事業も始められたそうです。障害者の方に社会とのコミュニケーションアップのための教育を行いながら、雇用する会社側にも、単に紹介するだけではなく障害者の「気持ち」を伝える。そして、双方ハッピーになるという、ユニークなプログラムを開発したのです。関心のある方は、お問い合わせされてみてはいかがでしょうか。
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