蝉の声


先週の木曜日は、久しぶりに鹿児島県に行きました。そこで、あるお客さまとお話しするなかで、次世代の青少年教育の話になりました。鹿児島には昔から「郷中教育」という独自の教育制度があるとのこと。この制度は、「地域コミュニティーの青少年自治に基づく教育(徳育・知育・体育)制度・伝承制度」と言えるのかもしれません。
郷中教育とは、同一集落に居住する青少年を小稚児(こちご、6~10歳)・長稚児(おせちご、11~15歳)・二才(にせ、15~25歳) ・長老(おせんし、妻帯した先輩)という4つのグループに分け、それぞれのグループに「頭(かしら)」と呼ばれるリーダーを選びます。その「頭」は地域コミュニティーである「郷中」における、グループメンバー全員の生活を監督し、その責任を負うというものだそうです。現在も3~4つの郷中があり、そこで生活している子供たちがいるとのこと。(ちなみに、インターネットで調べてみると、青少年教育の仕組みとして、福島県会津の「什の掟」や三重県答志島の「寝屋子」などが残っているようです)。
昔から、教育は家庭や学校だけではなく、さまざまな単位のコミュニティーによって成り立っていたんだ、ということを改めて感じました。現在、地域の大人たちが青少年教育について、再度旧来の制度を研究し、現代風にアレンジして、取り組んでみる必要があるのではないでしょうか。
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