プロの残業術
ラスベガスで企業の対米進出のコンサルティング会社代表をされている友人から、新しく書いた本「プロの残業術」(草思社)が送られてきました。
司法書士の人材紹介(メンターエージェント)をしている関係で、年間150名ほどの新資格取得者や転職希望者と面談する私にとって「プロの残業」は興味あるテーマでもあり、一気に読ませていただきました。
私自身は3年間のサラリーマン生活を経て、司法書士の受験指導校の専任講師時代は個人事業主、次に司法書士事務所の代表、また現在は会社の代表として、自身のミッションを果たすことに注力してきました。振りかえってよくよく考えてみると「残業」ということを意識したことはまったくありません。
自身がやりたいことをやっていられたので、いつからいつまで働いているという感覚ではなかったからです。つまり、定時と定時外(残業)の区別はなかったんだと思います。
このような考え方は「世間一般」「法律上」において通用しないことは私も著者も分かっているのですが、労働力を時間で切り売りすることが前提のような法律に馴染まない働き方もあるのではないか、当事者が合意するのであれば(職種によって難しい面もあるのでしょうが)その合意を優先する、そんな柔軟な法制度が必要な気がします。
特に司法書士をはじめとした士業は「親方と弟子」の関係のように最初は教える、習い覚えるという側面が強いものです。働く側も雇用した側もプロとして早く一人前になることが第一優先のときに、法律という規範がそれを許さないということは働き方の柔軟性を欠くとも感じます。
もちろん、法律による規制がないといろいろな問題が起こることも重々理解はしているつもりですが、そこを何とか解決する道を考えたいものです。
ちょっと横道にそれましたが、仕事を通して自分のやりたいことを実現したいと考えている方は「プロの残業術」をぜひ一度お読みになったらよいと思います。
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