最近のトラックバック

2012年1月30日

任天堂の凋落

 26日に発表された任天堂の2012年3月期の連結決算予想は、営業損益が450億円の赤字。3期前が約5,550億円の黒字でしたから、その凋落ぶりには驚かされます。

 一方、携帯電話やスマートフォン向けのゲーム・交流サイトで業績を伸ばしているディー・エヌ・エーの営業利益は、3期前が158億円で前期は560億円。そして今期も大幅に伸びるようです。

 私は携帯ゲームに対してはネガティブな印象を持っていますが、それは別にして、かつては超一流企業と言われた任天堂と、携帯ゲームの雄ディー・エヌ・エーを比較すると、時代の波に乗った企業と乗り遅れた企業の浮き沈みに驚かされます。

 ジェットコースターのようなサバイバルゲームに身を投じている企業の危うさを見ると、実需に応じて信頼を積み重ね、着実にファンを増やして世の中に貢献をする......そのような仕事への取り組む姿勢に、いま一度、目を向けてみる必要があるかもしれませんね。

2012年1月24日

ジェネレーションギャップ

 あるベンチャー企業の社長が、東南アジアのある国で農業への投資をしているとの話を聞きました。東京ディスニーランドと同じくらいの広さの土地に作物を植えて、現地の雇用も創出し、利益も上げているとのことでした。

 国内での事業と併せて海外に拠点を持とうと考えたのは、将来の日本に対する不安、そしてアラフォー世代にとって日本だけで事業をすることはハイリスクに映るからだそうです。

 なるほど!同じ未来といっても52歳の自分とは未来の意味が違うんだなと思いました。「人は全く違う世界を見ている」というのが私の持論ですが、今回もそのことを改めて感じました。

 さて、皆さんは未来をどのように見て、そして行動しているのでしょうか。

2012年1月20日

激動する日本社会と士業の進むべき道

(左)山口(右)伊藤氏

 1月のメンタージャム東京は、伊藤塾の伊藤真塾長に「激動する日本社会と士業の進むべき道」と題してお話をいただきました。

 既存のマーケットの減少、士業人数の増加、士業間の垣根争いのなかで、士業は生き残りをかけて、しのぎを削っています。ですが、生き残りを考える前に、そもそも論として「士業がなぜ社会に存在しているのか」、その存在意義を考えることの重要性を改めて実感させられる講演内容でした。

 端的にいうと、法律家としての士業は「法の支配の実現」のために存在しています。それでは法とは何か?法とは憲法と法律です。
それでは憲法と法律の違いは?憲法は「国家権力を制限して、国民の人権を保障するもの」、法律は「国民の自由を制限して、社会の秩序を維持するためのもの」と全く逆の役割を持っています。
そのなかで士業は特に「憲法の理念の実現」、つまり市民の基本的人権・権利・利益の擁護こそが、士業の存在によって立つところなのだということを深く理解しなければなりません。

 そして、このような士業の役割を果たすためには何が必要となるのか、そこが士業が自らの未来を考えていくうえでの起点となるわけです。
現在の日本社会、国際競争の中での日本ということを前提に、伊藤先生は士業の共生、そして統合・自治権の確保など、さまざまな示唆を私たちに示してくれました。

 とかく目の前のことに追われて本分を見失いがちになる私たちにとって、非常に刺激的な新年最初のメンタージャムでした。
 伊藤先生ありがとうございました。

2012年1月19日

ピンチはチャンス

(左)山口(右)山内氏  正月明け、メンター会員で土地家屋調査士の山内尚人さんがオフィスにお越しになり、最近の業界の動向などについて情報交換させていただきました。

 不動産登記が減少するなか(この10年で、2000万件が1200万件に)、表示登記も激減しています。今後、建築確認がそのまま表題部に流れてくる可能性なども考えていくと、調査士さんも従来のビジネスモデルから新しいモデルに転換する必要性があるなと感じました。

 モデル転換のキーワードは「ワンストップ」「めんどくさいことをあえてやる」「川上に昇る」「マーケットを絞る」など、いろいろありますが重要なことはゼロベースで考えるということ。
 そして成功モデルはすぐにはできないので、芽を見つけたら、ある一定期間は投資期間として赤字覚悟でやり続けることが必要だと思います。

 ピンチはチャンス。ぜひいろいろなことにチャレンジしていきたいですね。

2012年1月16日

ドメイン決めについて


 生命保険の販売をインターネットで行っているベンチャー企業の社長とお話した際に、事業ドメインの重要性を改めて感じました。

 その会社は、そこそこ有名で、それなりの事業規模なのですが、まだまだ体力がないということで、販売方法・ターゲット層・販売する商品を、ものの見事に限定しています。

 私たち士業は事業体としては非常に脆弱ですが、その割には事業ドメインを決めずに依頼があるものは何でもやり、「あれもこれも何でもできまっせ」と仕事を取りに行くことが多いように思います。

 年初にあたり、自分がどこで勝てるのか、事業ドメインは何なのか、改めて考えてみても良いかもしれませんね。

月別アーカイブ